目の前の現象はこうして起こる

目の前の現象はどうやって起きるのでしょうか?

 

実は隠していた自分の内側のエネルギーによって、色々形を変えて目の前に現象となって現れます。

 

昨日、ハッと気づかされた現象があるので、それを例題に書きたいと思います。

 

私は洗濯が大好きです。衣類を洗濯機に入れて、ボタンをポン。洗濯が出来上がったものを干す。この一連の流れが大好きです。

汚れていたものが綺麗になり、その後、綺麗に干す。

 

その大好きな行為に時々水を差すことがあります。

それは、洗い物に異物が混入することです。

ティッシュだったり、お菓子だったり、紙だったり。

 

そのために、私は洗濯機に入れる前に、衣類のポケットなどを確認しています。

 

それが昨日はその確認を怠ったのです。

ここ数か月は何も無かったので、軽く確認しただけで済ませました。

 

そうしたら、こういう時に限って異物が混入していました!!!

 

洗濯が終わった洗濯機の中を見て、愕然としました。

異物混入!!!

こうなると全ての衣類を出して、衣類についた異物を取り除き、洗濯機の中を掃除して、再び洗濯しないといけません。

 

何とか無事に洗濯は終わり、気持ちよく干すことができました。

 

と、いうように、異物混入は大変な労力をかけないといけないので、とても気を付けています。

しかしながら今回はやってしまいました。

 

ここで、今までなら、「異物」を紛れ込ました人に文句を言って、その人のせいにして、怒るところですが、そうはしませんでした。

人のせいにするのいいのですが、今回は普段注意をしているにもかかわらず、確認を怠ったという自分がいて、自分の注意不足に落ち込んでいました。

 

でも、この現象は自分が創り出したものだとしたら、どうやって創ったんだ?

という疑問になりました。

 

「異物」混入、確認を怠った

ということに何を感じるか

 

ダメ、劣っている、バカ...

ということは、出来ない自分がイヤで、出来ない自分を隠して、出来る振りをしていたから、出来ないダメなバカな自分というエネルギーがこの現象を創ったんだ、と理解しました。

 

この現象ができた流れはわかりました。

「できない自分を嫌っていたな」「出来る振りをしていたな」

とわかったしまえばおしまいです。

 

と、今までは思っていましたが、これでは終われないことがわかってきました。

 

「できない自分を嫌っていたな」ということは、実際に自分は何をしていたかというと、それは「自分で自分を攻撃していた」ということです。

 

攻撃の種類は様々です。

自分が自分に様々な攻撃をして、「自分が自分のことを嫌っているよ~」と教えてくれているのです。

だから、自分のコンプレックスに真に向き合わないと、自分のことを嫌っていることは止められないということがわかってきました。

 

私は(多分男性のほとんどは)同時に一つの事しかできません。その代わり、それにものすごい集中力を発揮します。当然その集中力で体力を消耗します。体力を消耗したくないときは、集中力をあまり発揮しません。

でも、集中力を発揮せずにこのように失敗することがあります。その失敗の経験があるから常に集中しようとします。でも、失敗することがあります。やはり集中力を発揮していませんでした。

そんな自分は「完ぺきではない」から、自分が自分を好きになれない、つまり「嫌っている」こととなります。

 

「嫌っている」という内面を自分は観たくないので、自分で自分を攻撃します。

いじめと一緒です。

 

いじめは、相手に自分のイヤな部分が映ってしまうので相手を攻撃します。

いじめられている側も、自分の中の自分を嫌っているので、自分に攻撃するために「いじめっ子」を利用して、自分をいじめてもらいます。

双方が内面に同じような傷を持ち、片方は外への攻撃、片方は自分への攻撃、というペアで成り立っているものです。

 

つまり、結果、自分で自分を嫌っているというエネルギー(これを無意識と言う)が、自分の好きなことに自ら水を差し、自分を嫌いになるように誘導する現象を起こす、ということです。

 

失敗という現象は、「やっぱり自分はダメな奴」という思い・再確認を自分が自分にすることである、と言えます。

 

なので、結論、「目の前の現象は、自分の内面の無意識のエネルギーによって起こる」です。

 

今回はマイナス的なエネルギーからはマイナス的な現象が生まれるということを書きましたが、プラスの方でも同じです。

 

出来ればプラスの方の現象を起こしていきたいものです。