電池のプラスマイナス(+-)

職場の玄関ドアが開いたときに、それを知られるためのチャイムがあります

 

チャイムは全部で3つあって、玄関ドアから一番遠い部屋のチャイムが最近ならないなぁ、とその部屋の人たちは思っていたようです

 

一番遠いこともあって、特に支障がありませんでした

 

ある日、お客様がいらっしゃって、一番遠い部屋の人が対応することになりました

その時、やっと、チャイムが鳴らないことを取り上げました

 

数日前に電池を替えていて、それでもチャイムが鳴らないということは、チャイムが壊れているのだな、ということになりました

 

機械の裏の蓋を開けると確かに電池は入っていました

 

数日前まで機能していたのに、電池交換とともに故障するものか?

そう思いました

 

しかしながらよく見ると、電池のプラスマイナスが合っていませんでした

 

最近の機器は電池のプラスマイナスを間違わないように入れるような形状になっています

それでもプラスマイナスが合わないように入っていました

 

電池を入れ替えた本人に聞いてみました

そしたら興味深い答えが返ってきました

 

「電池を入れたから動くと思っていました」

 

えっ!?

 

電池は入れたら動くもの、そういう認識だったようです

先ほども書いたように、最近の機器は電池を間違わずに入れられるような形状になっています

つまり、電池が入ればそれはプラスマイナスが正しい状態になるということ、そして、機械が動くということ

 

チャイム機器は親切設計になっていなかったので、プラスマイナスを間違えても、電池は入ってしまいます

 

少なくとも機器の底には、電池のイラストが描かれれており、どのように電池を入れれば良いか示されております

 

電池交換も仕事です

交換したら動くかどうかを確かめなければいけません

 

また、その部屋の人もチャイムが鳴らないことを声に出さないといけません

 

と、書きたかったのはそうではなく、電池のプラスマイナスのことです

 

私は電池のプラスマイナスがどういう意味なのか知りません

 

電子がプラスから出てマイナスに流れる

ということくらいしか知りません

 

電池を正しく機器にセットしなければ、機器は動かないことは知っています

そのプラスマイナスが正しくセットされないと機器は動かない

 

これはどのような場面でも、その仕組みは変わりません

 

正しくエネルギーを注がなければ、システムは動かない

 

この宇宙も正しくエネルギーが流れないと動かない

 

人生の流れもそう

人生もエネルギーだと考えると、その仕組みを知って、思い通りにエネルギーを流すためには、その仕組みに合ったエネルギーの流し方がある、ということです

 

電池のプラスマイナスが正しくセットされていない機器を通して、人生もそうであることを観てみると、たかが電池の入れ方ですが、バカにはできません

 

色々な場面で色々なことを自分に教えてくれている存在に感謝です