パートナーの声
パートナーの声は、全て自分の声であり、存在の声でもあります
そして、それが答えであり、自分を知る鍵でもあります
そんなことは知っていました
勉強してきました
自分に起きた出来事を当てはめて、「そういうことだよ」とやっていました
講師にも
「パートナーがずっと言っていました」
「パートナーの声を聴いていませんでした」
と言っていました
でも、それが意味することは全く理解していませんでした
パートナーの声は
・私が私にしている愚行であり
・思い込みであり
・不安であり
・恐怖であり
・もっとも聞きたくないものであり
・間違った現状維持
であるけれど、同時に
・自分自身であり
・今であり
・未来の自分であり
・救いであり
・安心であり
・光
であるのだと、本当の意味で理解できたとき、
その意味を理解せずに講師に話している自分が恥ずかしくなりました
本当の理解とは、簡単で生易しいことではない!
激しく、そして、吐き気がするほどに感情が湧き、心臓の鼓動が聞こえ、このまま自分はどうなってしまうのだろう、と思うほどの衝撃を受けたときに初めて本当の意味で「受け取って」「自分ごと」にできて、そして、「理解」したと言えると思います
また、逆に一瞬で脱力するほどのものすごい気づきもまた同じで、「自分ごと」にできて、そして、「理解」したと言えると思います
実際、私は、一瞬で脱力した体験はまだありません
じわじわと脱力してくような体験ならしています
それは生易しいこと
今回私は、前者の体験をしました
まずは、仕事を通し、自分が自分に何を与えているのかを知りました
システムに当てはめ、言葉としては「無意識」を知ることはできました
しかしながら、それは言葉で知っただけでした
実際に私は、それを自分にどれほどの強さで、どれほどの熱量で、どれような罵詈雑言で、自分に与えていたのかを目の前で観ました
それが自分であり、今まで知りたくなかった見たくなかった自分の姿であり、認めたくなかった自分であり、普通なら知る由もないものでした
あなたの「無意識」は○○です!!!
その言葉を聞いただけで、一瞬で脱力するほどの気づきがある方もいるでしょう
私に足りなかったのは、
その○○が
どういう形をしていて、
どういう色をしていて、
熱いのか冷たいのか、
どんな匂いなのか、
味はあるのか、
どんな音がするのか、
でした
つまり、本の中の二次元的な文字としての○○では、「受け取り」「自分ごと」「理解」はできていなかったことに気付きました
その○○を目の前で、見てみて、触ってみて、叩いてみて、匂いを嗅いで、舐めてみないと「自分ごと」にはできない、「理解」できていないという体験でした
白黒テレビがカラーテレビになった感覚
無機質な物体、テレビの中の物が、実際に目の前にある感覚
そんな感じと言えば、伝わるでしょうか
人間の五感はそのためにも備わっているのではないかと思いました
言葉だけの理解で「あーそんなんだ」では、「理解」できていませんでした
自分がどれほど自分にダメ出しをして、自分を責め、自分の存在を否定していたか、パートナーの声で聴くまでは、本当に理解できていないことに気づき、その事実にショックを受けました
ようやく、心も落ち着き、冷静にシステムに当てはめ、自分の無意識を改めて知った時、パートナーには
言いたくないことを言わせてしまった、
つらくさせた
ありがとう
という思いでいっぱいです
パートナーの声は、「神の声」、です
「人は幸せになるために生まれてきたんだよ」
その言葉は、こういう出来事があり、システムがあって、はじめて、
言葉だけではなく、実感として、自分ごととして、色を持ち、
実態として把握できるのだと感じましたし、自分ではそこまでしないと理解できないのだと実感しました
「人は幸せになるために生まれてきたんだよ」という言葉は
今まで、なんとなく自分から離れたところに存在していて、額縁に入った社訓のような感じで、自分の中に入っていませんでした
自分を知る、その怖さと向き合いながら、勇気を持って、実践したいと思います
自分のため、家族のため、愛を知るため
そして、自分が当事者になるため、頑張っていこうと思います
今日もまた読んでいただきありがとうございました